VLV F3A Governor ESC HV 使用上の注意

この度は,VLV F3A Governor ESC HVをお買い上げ頂き誠にありがとうございます。
不適切な操作は、人身事故や製品および関連機器の損傷の原因となる場合があります。
F3Aモデル用のこのハイパワーシステムは危険な場合があります。
使用上の注意を注意深く完全に読み、理解した上でご使用ください。
当社製品の無断改造による損失については、当社は一切の責任を負いません。
お取り扱いには十分な知識を要します。初中級者の方にはお取り扱は出来ません。

主な特徴（スペック）：
ARM 32 ビット Cortex MCU 滑らかなスロットルワークを実現します。
高性能で低 ESR の有名ブランド MOSFET、大電流用に設計されています。
小型、軽量
ガバナー機能搭載。非常に強い減速、ガバナーによるスロットルのアシスト。
FutabaとJetiのテレメトリーに対応。
iOSアプリにより設定変更可能（別売：VLV ESC Bluetooth プログラミングアダプター使用）
対応電圧リポ: 6~14S
定格電流 80A 瞬間電流 10S 100A（放熱性が良い条件にて）
重量 80g

取扱における注意点：
・上空で定格電流80Aを超えないようにしてください。
 地上ではプロペラの負荷が重くなるため、電流が増大します。
・定格電流とバースト電流は、良好な放熱条件下での値です。
 ESC はエアインテークの後ろに取り付け、直接ESCに風を当てるようにしててください。
エアインテークから2〜5cm程度をお勧めいたします。
・地上でのフルスロットルや、⾧時間の運転は避けて下さい。
 地上での運転はプロペラの負荷が重くなる為、定格電流を超える恐れがあります。
 また地上では冷却が悪く発熱することがあります。
・Futaba R7008SB、R7108SBを使用している場合、受信機スイッチをOFF
 にするときに多少プロペラが回転する傾向にありますのでご注意ください。
 対策として、受信機の空きチャンネルへキャパシターを接続することで、
 改善することがあります。 Futaba RXキャパシター 16V1800uF
・本ESCにはアンチスパーク機能はございません。アンチスパーク機能のある
 コネクターの使用を推奨いたします。
・本ESCはVLV製コントラドライブに使用する前提でのパラメーターが設定されております。
 他製品を使用する際にはパラメーターの変更が必要です。尚、動作の保証は致しません。

送信機のセットアップ：
入力パルス幅は 1040us ~ 1960us に固定されています。なのでキャリブレーション機能
はありません。Futaba送信機 の場合は、スロットルチャネルをリバース、
ATV を±120程度に変更してください。スロットル スティックが最スローの位置
またはスロットルカット位置を確認してから動力バッテリーを接続すると
♪プー プー ピポ（10Sの場合）という音が鳴ればESCが起動し、動作可能状態です。
スロー、またはスロットルカット位置が高い場合、♪ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟと鳴り続けます。
スロットル信号の入力がない状態では、♪ピ ピ ピ と、音が鳴り続けます。
ESCが起動音が鳴らない場合は、起動音が鳴るまで上下の ATV の数値を増やしてください。起動音が鳴った位置から、安全のためさらに 5%追加してください。
この状態でスロットルを上げるとモーターが作動します。
モーターの回転方向を確認し、回転方向方向を変更する場合は、モーター配線の3本のうちの任意の2 つの配線の接続を入れ替えて下さい。
もしくはESCの設定変更で回転方向を変更してください。
ARM 32 ビット制御の為、レスポンスが早いです。その為送信機のディレー機能にて動作を遅くすることをお勧めします。
送信機のフライトコンディション機能で各モードの設定をお勧めします。
フライトコンディション、スピンコンディション、離着陸コンディション等。
※動作確認時は安全の為、プロペラを取り外してください。

使用上の注意：
・初期不良のみ対応可能です。フライトした物の交換はお受けできません。
・お取り扱いには十分な知識を要します。初中級者の方にはお取り扱は出来ません。
・仕様、デザイン、価格は予告なく変更になる場合があります。
・本製品のご使用は自己責任でご使用ください。
・本製品による故障、事故、怪我、火傷、その他一切の責任、
 保証は負いかねることをご了承願います。
・接続箇所の極性を絶対に間違えないでください。
・バッテリー、モーター、受信機、コネクター等いかなる箇所もショートさせない。
・オイル、グリス、油分、水分のかからない様に搭載してください。
・高負荷での連続使用はしないでください。
本ESCのセットアップ例は鈴木製作所のブログに公開しております。
各設定等はご自身の責任で行ってください。


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